Case

IJP連動 製品ラベル発行システム
IJP印字連携と多品種小ロットに対応した製品ラベル発行で製造ラインのお悩みを解消

  • 自動認識
  • 効率化
  • 装置連携

システム導入前のクライアント課題

多品種小ロットで工業刃物を生産しており、その製造ラインごとに産業用IJP(インクジェットプリンタ)と製品ラベル発行用パソコンを設置してシステム化を行なっていましたが、複数の課題を抱えていました。

・製造ライン毎でシステムがスタンドアロン稼働のため、1ライン毎にマスタメンテナンス作業が発生している
・製品ごとに色分けされたラベル用紙の管理が煩雑となっている
・ラベルプリンタへのラベル用紙の掛け換えミスが発生している
・作業指示書を目視確認し、都度印字内容を入力しているため手間となっている

SEE VISIONの課題解決に向けた取り組み

課題を解決するべく、以下を推進しました。
・全製造ラインのデータベース一元化によるマスタメンテナンスの効率化
・それぞれ独立していたIJP印字システムと化粧箱ラベル発行システムの統合によるIJP印字からラベル発行までのシームレスな運用の実現
・カラーラベルプリンタ導入による製品ラベル用紙統一化および架け替え作業の排除
・基幹システムとのマスタデータ連携による二重管理の撤廃およびマスタ参照による現場作業の効率化
その結果、“製品にIJP印字する”、つぎに“化粧箱ラベルを印字する”この2つを行う作業者は作業指示書に印字された作業指示Noバーコードをバーコードリーダーで読み取るだけとなり、作業者の熟練度に関係なく作業効率化およびミス防止を実現しました。
IJP印字レイアウトおよびラベルレイアウトは一元管理され、マスタ設定やラベルレイアウト変更ツールにより管理性と編集性に富んだシステムへと生まれ変わりました。
またIJP印字やラベル発行した内容は履歴照会できることで、トレーサビリティ情報としても活用できるものとなっています。